暗記テストで正解するやつってばかなのか賢いのか?

不正解だったやつのなかには自分の記憶力を疑ったから不正解になったやつもいるだろう。そういうやつは少なくとも自分の記憶力に何の疑いも持たずに答えるやつよりは賢いと思う。もちろん正解したやつの中にも自分の記憶力は疑ったけど正解するやつもいる(間違ってるかもしれないけど答えたら当たった)。だから正解、不正解で馬鹿かどうかを判断することはできない。

 

ばかなのは正解、不正解のジャッジをするやつだ。こいつは何を根拠にしているのだろう?

 

テストを単純化するために出題者が所有しているボードに書いてある1文字を記憶するテストを行ったと仮定する。答える人はそのボードを数秒間見せられその後そこに書いてあった文字をこたえるものとする。回答者が答えた後、出題者がそのボードを根拠に判断する。しかし、回答者がそこに書かれているのと同じ文字を答えた場合のみ正解としていいのだろうか?常識ではそれが正解だが、もしかしたら出題者がそのボードから目を逸らしたときに自然に文字が書き換わったかもしれない。そして回答者も最初にボードで見た文字を忘れて適当に答えたものがたまたまそれと一致していただけかもしれない。もしも最初に見た文字を正解とするのならこれは不正解だ。なのになんで常識ではわからないではなく正解になっているのだろう?

 

こんなことは誰でも一度は考えたことがあるだろうが雑談などでこういうことが話題になったことは一度もない(少なくとも僕の周りでは)ので書いてみた。

現役東大生が教える 「ゲーム式」暗記術